企業の取り組み:日本工業倶楽部会館・三菱UFJ信託銀行本店ビル
様々なヒト・モノ・情報が行きかう、世界に向けて開かれたビジネスセンターとして、再構築が進んでいる丸の内地区では、街づくりの重要な要素として、積極的に環境保全への取り組みがなされている。その中で、2003年2月に竣工した三菱UFJ信託銀行本店ビルでは、環境負荷の低減や周囲の景観配慮として公開空地や高層部に壁面緑化が施されている。
敷地の北側に設けられた東西貫通の歩行者用プロムナードに沿って長さ80m、高さ3mの壁面緑化が行われている。SUS製ケースの直線的なレイアウトと植物の柔軟さが共存した、意匠性の高い基盤式壁面緑化が使用され、アメリカツルマサキ、ヘデラヘリックスが植栽されている。緑のネットワーク形成に寄与するとともに、訪れる人々に清涼感溢れるアメニティ空間を提供している。
地上レベルからの遠景や周辺高層ビルからの景観配慮として建物頂部、ガラス外装の内側に高さ8mの壁面緑化が行われている。大型ケースを活用した基盤式壁面緑化システムが使用され、上下に設けられたレール(溝型鋼)に流し込んで固定している。植物は、季節毎のカラーテクスチャの変化が楽しめるアメリカツルマサキを利用。その特性により冬場は4色、夏場は2色になる。

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